~地域産業の担い手を育てる~  「マイスター・ハイスクール事業」に浜松城北工業高校が選定

次世代の地域産業人材を育成するための文部科学省の「マイスター・ハイスクール事業」に、浜松城北工業高校が選定されました。

工業・商業高校はじめ職業・専門教育が主の「専門高校」には地域産業の核となる最先端技術の習得等が期待されています。

マイスター・ハイスクール事業は、地域を挙げて、地域が求める産業人材を育成するための取り組みであり、今回も、城北工業高校とヤマハ発動機(株)、浜松市が共同申請していました。

来年度より「やらまいか精神を取り入れた浜松型デジタル人材の育成プロジェクト ~ 社会で活躍できるスペシャリストの育成 ~」との取り組みが始まります。

先日、「2022国際ロボット展」を視察した際、ヤマハ発動機のロボティックスの展示も拝見しました。

「運ぶ」をつなげることで新たな付加価値を生み出している同社の最新ロボティックス産業は、まさにロボットがつなぐ人に優しい未来社会を彷彿させるものでした。

今後、ヤマハ発動機からのマイスター・ハイスクールCEO、産業業務課教員等を迎えるとのことで、城北工業高校の生徒の皆さんが最先端の技術を習得し、自身の新たな夢や可能性を見出されることを願っています。

浜松は、ものづくりの伝統をいかに新たな時代にふさわしいものに深化させながら持続可能な産業にしていくか、ということが求められています。

また若者のUIJターンを促進する観点からも雇用の創出が必須です。

最先端の技術を支える優れた人材育成、若者がチャレンジできる環境づくりのため、産学官が真に連携し、現場実習を重ねていくことが必要です。

今回のような取り組みが、さらに広がっていくよう、政治の立場からもしっかりリーダーシップを取ってまいります。