学術会議PT〜いよいよ法改正へ

本日は、「学術会議の在り方を検討するPT」を座長として開催しました。

令和2年12月にPTとして、学術会議には“政策のための科学”というアカデミアが持つべき重要な機能を果たしてもらいたい、という思いを込めた改革案を取りまとめました。

その後、PTからの要請を受け様々な動きがあり、政府としても今国会で学術会議法の改正を目指すこととなりました。

また学術会議側から「デュアルユース(軍民両用)」の科学技術研究を容認する声明が出されたことも、今の時代当たり前のこととはいえ、前進ではありました。

本日議論した政府の検討案については、設置形態はじめPT提言の反映は充分とは言えませんが、まずは選考過程の透明化を目指すことから改革を進めていくことが大事だと考えています。

政策立案に科学的知見を入れ、国力の源泉であるわが国の科学技術力を今一度再興させるため、このテーマについても引き続き力を注いでまいります。