国会閉会
6月23日までを会期とする第213回通常国会が閉会しました
国内外ともに課題が山積する中、政治資金問題一色となった今国会において、政策議論の不十分さは否めず、改めて当事者の一人として心よりお詫び申し上げる次第です。
「政治とカネ」の問題は、国民の政治不信の最大の元凶であり、国民感覚との乖離を深く反省し、抜本的な是正を試みなければならないと痛感しています。
民主主義の本質はリーダーシップではなく、国民の主体的な中間領域への参加による合意形成です。
その観点から、不正の根絶と活動経費の確保を両立させる議論をする中で、選挙という投票行動だけでなく、主権者の権利として日頃から多くの国民が政治にコミットできる国のあり方を構築することが大事だと思っています。
意欲と能力さえあれば、様々な環境の人が政治の世界にチャレンジできる環境を整える、政治における人材確保の視点も重要です。
いずれにしても無所属での活動となりましたが、私自身、また事務所スタッフにとっても初めての経験であり、厳しい状況を感じつつ様々に模索しているところです。
文明の転換機にどのように国民の知と力を結集していくか。
民主主義が機能不全に陥らないために政治の信頼をどう回復していくか。
私自身がこれまでの経験、実績を活かし、国家のため、地域のためにこれまで以上に強い覚悟で政務に取り組んでまいります。
引き続きのご支援、ご指導を宜しくお願い申し上げます。