子どもたちに文化芸術鑑賞を! 地域の伝統文化「祭り」を守ろう! ~R3年度補正予算~
来週からいよいよ臨時国会が始まり、まずは55.7兆円規模の新たな経済対策の裏付けとなる令和3年度補正予算案の審議をスタートします。
選挙後すぐに与党・自民党内で議論してきたことが予算案に反映されています。
補正予算の中で文化庁が計上していますが、「子供の文化芸術の鑑賞体験等総合パッケージ」として55億円を要求しています。コロナ禍で多くの公演、イベント等が中止となり、子どもたちにも文化芸術を鑑賞したり、学校内外で伝統文化を体験する機会が減ってしまいました。オペラ、バレエ、クラシックコンサート、歌舞伎、能楽、演劇等の舞台公演、また地域で茶道、華道、和装、囲碁、将棋等の伝統文化に触れる機会を提供し、子どもたちが文化に親しみ、豊かな感受性や創造力を育む機会として頂きたいと思います。
◆劇場・音楽堂等の子供鑑賞体験支援事業
〇総座席数の2割を子供無料招待 ⇒ 公演費用の1/2 or 子供無料座席料金×3倍のいずれか低い金額を補助 (最大 4000万円)
〇学校に文化芸術団体やアーティストを招いて鑑賞 等⇒約110万円~270万円
◆子供たちの伝統文化の体験事業地方公共団体、または地方公共団体を核とした実行員会等への補助 約380万円
また、各地域の伝統文化である「祭り」を後世に継承するための支援を行います。デジタルを活用した公開を促進する支援、また山車・衣装等の用具修理や伝承者を支援する予算65億円を計上しました。
補助率は全額国費です。
伝統行事を守り、引き継ぐことで、地域の活性化に活かしてもらいたいと思います。
※補正予算成立後の実施のため、詳細・要件等については追ってお問い合わせください。